最上の歯応え。

豊洲市場において「高級」と位置づけられる、カナダ・アメリカ産の塩数の子です。数の子の価値は味よりも、その「食感」で決まると言われます。このカナダ産数の子は、まさに「パリッ」と音が響くような抜群の歯応えが特徴。形も美しく整っており、目利きが揃う市場内でも高い評価を得ています。

あえて選んだ、「無漂白」の証。

現在、市場に流通する数の子の多くは、見た目を均一に美しく整えるために「漂白」処理が施されています。しかし、私たちが選んだのは、あえてその処理を行わない「無漂白」の数の子です。

無漂白の数の子は、色合いが自然な黄金色であり、漂白したものと比べて数の子本来の「風味」が強く残っているのが特徴です。食感と味の違いはここにあります。お客様に安心してお召し上がりいただきたい、そして何より素材本来の味を楽しんでいただきたいという思いから、私たちはこの無漂白を選びました。

冷たい海が育んだ、一級品。

品質の高い数の子が育つことで知られるカナダ・アメリカ（アラスカ）の冷たい海。その中でも最高級とされる海域の原料のみを使用し、丁寧に塩漬けにしています。色艶、形の良さ、そして食感、どれをとっても一級品です。

主な食べ方

塩数の子は、必ず「塩抜き」が必要です。このひと手間で、数の子本来の食感と風味が蘇ります。ご家庭でも失敗しない、最も一般的な手順をご紹介します。

1. 1回目の塩水（呼び塩）:
   まず、水1リットルに対し、食塩小さじ1杯（約5g）を溶かした「薄い食塩水」を作ります。これは「呼び塩」とも呼ばれ、数の子の旨みが逃げすぎるのを防ぎます。この塩水に数の子を入れ、3〜4時間置きます。
2. 2回目の塩水:
   一度水を捨て、1回目と全く同じ濃さの「新しい食塩水」（水1L＋塩小さじ1杯）を作ります。そこに数の子を戻し、さらに3〜4時間置きます。
3. 3回目の塩水と調整:
   再度、同じ濃さの「新しい食塩水」に交換し、今度は6〜8時間置きます。ここで、数の子の端を少しちぎって食べてみてください。
4. 塩加減の確認:
   「ほんのり塩味が残る程度」がベストです。もし塩辛く感じる場合は、もう一度新しい塩水に交換し、時間を調整してください。逆に塩分を抜きすぎると苦味が出ることがあります が、その場合は少し濃い目の塩水に1〜2時間浸すと味が戻ります。
5. 薄皮の処理:
   塩抜きが終わったら、数の子を覆っている薄皮を、指の腹で優しくむき取ります。塩抜き前や途中でむくと、より塩が抜けやすくなります。

塩抜きが完了したら、お好みの食べ方でお召し上がりください。

• おせち料理に: お出汁に浸し、鰹節をかけてお正月の定番に。
• わさび醤油で: シンプルにわさび醤油で和え、素材の食感をダイレクトに。
• マヨネーズ和え: 意外な組み合わせですが、マヨネーズと少量の醤油で和えても美味しく召し上がれます。

商品詳細

• 内容量: 約500g/約1kg
• 産地: カナダ・アメリカ産
• 保存方法: 要冷蔵
• 下処理について: 無漂白・塩蔵品です。必ず塩抜きをしてからお召し上がりください。
• 配送温度帯: 冷蔵便