豊洲市場の日々

岐阜県長良川産 郡上の天然アユ — 夏の食卓に丸ごと一本
2026年6月15日
豊洲市場のOkawari鮮魚店の麻生です。いつもご利用ありがとうございます。今回は、岐阜県長良川(郡上)で獲れた天然アユを、夏の食卓へお届けします。 岐阜の清流・長良川の天然鮎 岐阜県を流れる長良川は、古くから鵜飼で親しまれてきた川のひとつです。その上流域、郡上エリアで漁獲された天然鮎を、1尾30-50gの個体で4本入りにしてご用意しました。天然のため個体重量に幅があります。 アユは寿命わずか1年の魚で、夏が代表的な旬。長良川では例年初夏に漁が解禁され、シーズン中は入荷次第のお届けとなります。豊洲市場で目利きが選別した一尾を、冷蔵便でご自宅へお送りします。 塩焼き・唐揚げ・甘露煮で味わう 生の丸一本でお届けしますので、調理法に合わせて下処理してください。塩焼きの場合は水洗いのみで調理いただけます。代表的なのは塩焼き。串を打ち、強火の遠火で焼き上げると、頭から尾まで丸ごと召し上がれます。もちろんご家庭ではフライパンなどで焼いても美味しいです。唐揚げは片栗粉または薄力粉をまぶして油で揚げると、骨ごとサクッとした食感に。ビールや日本酒のおつまみとしてもおすすめです。 甘露煮は醤油・みりん・砂糖で甘辛く弱火でじっくり炊き上げ、骨まで柔らかくなります。塩焼きにした身をほぐして仕立てる鮎雑炊など、郷土の食文化として親しまれてきました。 ※天然の淡水魚には横川吸虫が寄生している可能性があるため、必ず加熱調理のうえお召し上がりください。塩焼き・唐揚げ・甘露煮など十分に火を通す調理法であれば問題ありません。調理後のまな板・包丁は十分に洗浄してください。 ※賞味期限:ナマ物のため、届いたらお早めに調理してください(当日〜翌日中の調理を推奨)。冷凍保存する場合は1尾ずつラップに包み密閉袋へ。 ≪ 郡上鮎 特選 天然鮎(アユ)岐阜県長良川産 の商品ページへ ≫...
山口県産 瀬付きアジ 200-300g x3尾
2026年6月7日
豊洲市場のOkawari鮮魚店の麻生です。いつもご利用ありがとうございます。今週の主役として、脂ののった旬の一尾「山口県産の瀬付きアジ」をご紹介します。 山口の瀬に居着く、脂ののったマアジ 瀬付きアジ(せつきあじ)は、山口県のブランド鯵です。広い海域を回遊する一般的なマアジと違い、瀬付きアジは沿岸の岩礁帯「瀬」に居着いて育ちます。回遊型のアジに比べてじっくりとした脂のりが楽しめるのが、ブランドアジとしての持ち味です。 今週は200〜300gの大ぶりサイズが入荷しています。当店が豊洲市場で一尾ずつ選別し、3尾セットでお届けします。ブランドは山口県の海が育てたもの、その中から納得した一尾をお届けするのが当店の役割です。 刺身・塩焼き・なめろうで味わう 刺身は三枚におろして皮を引き、薄造りに。瀬付きアジならではの脂の旨味を、わさび醤油や生姜醤油で。大ぶりの一尾だからこそ、満足感のある身の厚みが楽しめます。 塩焼きは鱗と内臓を取り除き、塩を振ってグリルへ。皮目から香ばしい匂いが立ちます。身を包丁でたたいて味噌・大葉・生姜を合わせるなめろうも、大ぶりの瀬付きアジによく合います。 ≪ 山口県産 瀬付きアジの商品ページへ ≫ 豊洲市場から食卓へ、選りすぐりの美味しさをお届けします。 当店では、豊洲市場で厳選した旬の魚介類を、皆様の食卓へお届けしています。これからも、旬の美味しい食材をブログでご紹介していきますので、ぜひチェックしてください! 宜しくお願い致します。 豊洲...
長崎県壱岐産 ムラサキウニ 塩水パック
2026年6月6日
豊洲市場のOkawari鮮魚店の麻生です。いつもご利用ありがとうございます。今週、長崎県の壱岐から、天然のムラサキウニが届きました。生食用の塩水パックに入った紫ウニです。 壱岐の磯で育つ、天然の紫ウニ 壱岐は長崎県北部に位置する島です。岩礁域で素潜り漁により採取され、褐藻類を餌に磯の海でゆっくりと育った天然のムラサキウニです。海況や漁の状況により入荷が安定しないため、出会えた時にぜひ味わっていただきたい品です。 口に入れた瞬間に、ファーストインパクトの強い旨味が広がります。その濃厚な味わいに、後味は爽やかに引いていくのが、壱岐産の紫ウニの特徴です。 酢飯と少量の醤油で味わう お召し上がりの直前にパックを開封し、内側のザルで塩水を切ってから盛り付けてください。酢飯に少量の醤油を合わせると、酢飯の酸味が旨味の輪郭を引き立て、紫ウニの濃厚な味わいが際立ちます。 もちろん、そのまま、お刺身として少量のわさび醤油でお召し上がりいただくのも、磯の香りを素直に感じられる食べ方です。温かいご飯にのせて少量の醤油を落としたうに丼や、酢飯を小さく握って海苔で巻く軍艦巻き・手巻き寿司でもお楽しみいただけます。 ≪ 長崎県壱岐産 ムラサキウニ 塩水パック 100g の商品ページへ ≫ 豊洲市場から食卓へ、選りすぐりの美味しさをお届けします。...
三陸産 殻付き真牡蠣
2026年4月26日
豊洲市場のOkawari鮮魚店の麻生です。いつもご利用ありがとうございます。冬のイメージが強い真牡蠣ですが、三陸から届く春の真牡蠣は、身入りが続く穴場の時期です。 春の真牡蠣、穴場の時期 真牡蠣というと冬の食べものという印象をお持ちの方が多いと思います。たしかに11月〜2月頃がピークというイメージですが、三陸の真牡蠣は春にかけても身入りがしっかりと続きます。水温が少しずつ上がる4月は、海のミネラルと栄養を身に蓄えた粒が、まだ食卓に届けられる時期です。 「冬に食べそびれた」「暖かくなる前にもう一度味わっておきたい」——そんな方にこそ、この時期の三陸真牡蠣はおすすめです。 湾ごとに違う三陸の牡蠣 岩手県の久慈から宮城県の松島まで、三陸の海岸線には大小さまざまな湾が連なります。湾の形状や水深によってコンディションは大きく異なり、隣り合う湾でも「こちらは痩せているのに、あちらはパンパンに身が入っている」ということが日常的に起こります。 当店では産地を特定の湾に固定せず、その週一番身入りの良い湾の真牡蠣を豊洲市場で選別して出荷しています。過去の名声ではなく、目の前にある現物の身の詰まりで選ぶ——それが三陸の牡蠣で満足いただくための唯一の方法だと考えています。 三陸ならではの塩気と楽しみ方 三陸の真牡蠣は、塩気がしっかりと立ち、磯の香りが濃厚に乗ります。このミネラル感の強さは、キリッと冷えた白ワインや辛口の日本酒とよく合います。 塩味を強めに感じるときは、レモンやオリーブオイルを多めに添えてください。酸味と油分が塩気を和らげ、味の輪郭が立ちます。蒸し牡蠣や焼き牡蠣にすると塩角が取れて身の甘みが引き立つので、同じ粒でもまったく違う表情が楽しめます。殻ごと蒸気で10分ほど、または殻の上でじっくりと焼き上げてください。 ≪ 三陸産 殻付き真牡蠣の商品ページへ ≫ 豊洲市場から食卓へ、選りすぐりの美味しさをお届けします。...
関アジ — 速吸の瀬戸と面買いが作る旨味の強い魚
2026年4月24日
豊後水道のブランドアジ『関アジ』をご紹介。面買い選別と、赤身に近い身質をひも解きます。
春だけの明石真鯛、放流前の「桜鯛」を味わう
2026年4月23日
豊洲市場のOkawari鮮魚店の麻生です。いつもご利用ありがとうございます。春の明石真鯛「桜鯛」の、放流前の最後の数週間だけに揃う身厚で卵持ちの一尾をご紹介します。 放流前のこの時期だけの春 明石の天然真鯛は通年水揚げがありますが、春の「桜鯛」と秋の「紅葉鯛」は別格として扱われてきました。なかでも今の時期は、産卵前の栄養を体に蓄えた状態。身に厚みが出て、卵(真子)を抱え、皮下にも脂がしっかりと入ります。 4月も半ばを過ぎ、明石の海では稚魚の放流が順次始まっていきます。放流が始まると海中の環境も少しずつ変わり、桜鯛本来の身厚・卵持ち・脂のりが揃って味わえる期間はあと1〜2週ほど。春の明石真鯛を楽しむには、ちょうど最後のタイミングです。 明石海峡の潮流が作る身質 明石海峡は日本でも屈指の潮流の速い海域です。速い潮の中で真鯛は日々泳ぎ続けるため、自然と身が締まり、食感に弾力が残ります。加えて、明石の真鯛はエビやカニを多く餌にするため、甲殻類由来の甘みと味の濃さが身にしっかりと乗ります。 今週は、1.7kgの一尾が明石浦漁業協同組合から入荷しました。水揚げ直後に「明石浦〆」と呼ばれる活〆・神経抜きで処理された状態のまま、当店が豊洲市場で選別し、冷蔵便にてお届けしています。 桜鯛を味わうコツ マダイはたんぱく質分解酵素が少なく、身持ちのよい魚です。到着後、軽く塩を当てて短時間おき水分を引いてから切り付けると、身が引き締まり輪郭のあるお造りになります。刺身はそぎ切りの薄造りが基本。皮付きのまま熱湯をかけ冷水にとる松皮造りにすると、皮下の脂と弾力のある食感が同時に立ちます。 鯛めしは、軽く塩焼きにした切り身を米と一緒に炊き込み、炊き上がりに身をほぐして全体に混ぜる食べ方。頭や骨から出る出汁が米一粒ずつに染み込みます。鯛しゃぶは薄切りにした身をさっと出汁にくぐらせ、ポン酢で。締めの雑炊まで一尾を余さず楽しめる、春ならではの贅沢です。 ≪ 明石真鯛(桜鯛)の商品ページへ ≫ 豊洲市場から食卓へ、選りすぐりの美味しさをお届けします。 当店では、豊洲市場で厳選した旬の魚介類を、皆様の食卓へお届けしています。これからも、旬の美味しい食材をブログでご紹介していきますので、ぜひチェックしてください!...