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戻り鰹
Sep 20、2021
今の時期の鰹は、春の鰹とは異なり脂がのりながらも酸味があり、とっても美味。ぜひ今の時期の鰹をお試し下さい。 戻り鰹は北の海でたらふく餌を食べて南下してきた鰹 カツオは回遊魚であり、通常赤道近くに回遊している。春の時期になると栄養豊富な北の海の餌を求めて北上していきます。これらの鰹が太平洋側を流れていき、高知や千葉の方を通っていき、上り鰹もしくは初ガツオと言われています。江戸時代の俳句などでも残っておりますが、「まな板に 小判一枚 初鰹」と詠われたり、女房子供を質に置いてでも食べろと表現されるほど人気な魚だったようです。この北上した鰹が初秋ぐらいから南下して戻ってきます。それを今回紹介する戻り鰹です。戻り鰹は北の海でたらふく食べて太ってから南下していきますので、春の鰹より脂がのっているわけです。 戻り鰹の脂と酸味 戻り鰹は多くが三陸の気仙沼で獲れたものです。更に南下していくと他県でももちろん獲れます。本日写真で紹介するのは気仙沼の戻り鰹です。皮目がほんのり白いですが、こちらがカツオの皮目の脂です。脂は強いですが、酸味もあり、それがバランスが良く、バクバク食べ進んでしまいます。この脂と酸味が戻り鰹の醍醐味だと勝手に感じます。   刺身も美味、皮目を炙って脂を楽しむのもおススメ おススメはお刺身。皮目を切って素材そのものの味を楽しむのがおススメ。玉ねぎ、小葱、生姜、にんにくなどの薬味と一緒に食べると本当に美味しいです。 また皮目を炙ると香ばしさがプラスされ、これもまたおすすめです。皮目の脂をダイレクトに味わうことができます。薬味をつけても美味しいですが、お醤油だけでも十分味わいがあり、とっても美味しいです。 戻り鰹は秋一杯ありますので、ぜひその間にお試し頂ければと思います。よろしくお願いいたします。  本日ご紹介の商品はこちらから購入できます。
淡路島産 真アジ 鮮魚
Jun 10、2021
お世話になります。豊洲Okawariの麻生です。 当店で販売しております鯵について、ご紹介したいと思います。 夏に旬を迎える鰺。産卵を控え、身がぷっくりと丸みを帯び、脂がのってきます。この時期に食べる鰺は味が濃く美味しいです。 豊洲市場には、かなり多くの種類の鯵が入荷してきます。その都度選り抜いてお届けするものもあれば、産地を指定して状態の良いものを選ってお届けするものもあります。 市場の中で不動のトップは鹿児島県出水産の鯵です。次に淡路島の釣り鯵が人気です。もちろんそれ以外の産地でも、島根県の浜田漁港、山口の瀬付き鯵、京都舞鶴産などたくさんの美味しい鰺が流通します。今回ご紹介するのが、以下となります。 出水産真鯵 淡路産真鯵 大サイズ特選鯵 淡路島産由良産特大真鯵 どれもとってもお美味しくおススメです。使い方やご予算でご検討頂ければと思います。   出水産 特選真鯵 100-150gサイズ  恐らく私の知る限り都内の高級寿司屋で使用される率が一番高い鰺です。年間通じても美味しいですが、特に初夏の時期はピークを迎えます。しっとりとした脂がとっても上品で、また酢飯との相性も抜群。お刺身だけでなく、ぜひ酢飯と合わせてお楽しみ下さい。...
岩牡蠣について
May 27、2021
夏に最盛期を迎える岩牡蠣 夏が旬として知られる岩牡蠣。多くの種類が市場に流通します。当店が厳選する岩牡蠣をご紹介したいと思います。 岩牡蠣①:壱岐産 黄金岩牡蠣 岩牡蠣②:五島列島産 岩牡蠣 椿 岩牡蠣③:隠岐島産 岩牡蠣 春香 岩牡蠣④:徳島産 天然岩牡蠣 岩牡蠣⑤:京都産 岩牡蠣  ...
豊洲直送の特選アサリ
May 19、2021
春の貝類をご紹介【アサリ編】 室津のアサリは今シーズン終了となりました!たくさんのご注文ありがとうございます! いつも大変お世話になっております。Okawariの麻生です。 少しずつ暖かくなってきていますが、春に向けて2枚貝の身入りが良くなり、大変おススメです!その中でも人気なのが、ハマグリとアサリです!様々な産地からアサリが届き、ほとんどの産地の身入りがよくなっていきます。 ●室津産アサリ 身入りが良く、味も良し。ここ最近食べたアサリの中では一番身入りがよかったかもしれません。当店で紹介できる高級ラインのアサリです。身が大きいため、味もしっかりと感じることができ、また出汁も上品で汁物も大変おススメです。ただ流通する期間が非常に短いので、早めのご購入のご検討宜しくお願い致します。>>商品ページはこちらから<< ●浜名湖産アサリ 静岡県の浜名湖産は、良質なアサリが獲れることで有名な産地です。豊洲の中でも、上位に位置する産地で身入りも良く味も良し。加熱しすぎると身が少し縮む傾向にありますので、ご注意頂ければ、とっても美味しくお召し上がりになれます。>>商品ページはこちらから<< アサリの下処理 やはりアサリの下処理と言えば、砂抜きですね。砂は流通過程で多少抜けますが、やはり少しでも入っていれば、どんなに良いアサリでも口の中で不快な感触が広がってしまいます。そのため、しっかりと砂を抜きましょう。塩水3%で平らなバットでアサリが重ならないように広げ、アルミホイルをかけるなど暗くして3-6時間ほど砂抜きを行って下さい。部屋が少し温度が高い場合、冷蔵庫で行うことをおすすめします。